2016年9月23日金曜日

妖怪サドル舐めおじさん 法的な問題





ある女子高生が、自転車のサドルに顔を寄せる中年男性の画像をツイッターで公開し、

ネットで「妖怪サドル舐め」と話題になっている。

自転車のサドルを舐める行為は、法的にどんな問題があるのだろうか。

寺林智栄弁護士に聞いた。

■器物損壊罪の可能性

サドルを舐め回す行為は、器物損壊罪に該当し得ます。「おじさん」は3年以下の懲役又は

30万円以下の罰金もしくは科料に処される可能性があります。

「舐めるのも損壊なのか」と疑問に思われるかもしれませんが、判例は損壊について、

物理的に壊すことに限らず、心理的に使用できなくなる行為も含まれるとしています。

なお、自転車のサドルを舐めるのではなく、

匂いを嗅いでいたような場合には、法的な責任を問うのは難しいように思われます。

しかし、やはりストーカーの懸念がありますので、警察には相談すべきでしょう。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160922-00005135-bengocom-soci



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