2016年9月23日金曜日

アトラス橋野P 「ペルソナ5は東日本大震災でほぼ作り直しになった」




・ペルソナ5について、アトラスの橋野Pにインタビュー

以下、気になった部分だけ抜粋して要約

(P5開発の経緯について)
「当初はP3、P4の路線をまるっきり変えてしまおうと考えていた。
"自分探し""旅"という2つのキーワードを元に、学校を飛び出して外の世界へ旅に出てしまうというイメージだった

しかし、シナリオや技術方面で土台を固める段階で東日本大震災が発生し、日本国内全体の情勢が大きく変化した。
人々が地続きでの繋がりを意識するようになり、それを大切にして危機を乗り越えようと。

ペルソナ5でも、"今"の時代背景を盛り込む必要があると考え、人の繋がりや"絆"をメインに据えた作品へ大きく路線変更することになった。

できあがっていたものはほぼ作り直しになったが、外世界への旅ではなく、主人公たち自らの内なる精神世界への旅というように、旅をするという設定は残しつつ異なる方向性にシフトさせる形を取った」

(PS4で開発をしてみて、感触は?)
「我々は作り方を変えるつもりがあまりなかったので、それほど戸惑うことはなかった。」
(PS3版とPS4版はそれぞれどのような流れで開発された?)
「ほぼ平行と言っていいと思う。
ただ、ハードパワーの差を感じさせられることが多々あった。快適性の面でPS4は段違い。」

(バトルについて)
「制作当時は、弊社のスタッフから『アクションバトルも試してみたい』『リアルタイム要素も入れてみよう』といった案が出ていた。

凄く短い期間ではあるが、アクションバトルとしてのテストも行なっていた。
ただ、バトルシステムを丸ごと変えると、僕らが今までに培ってきたノウハウも捨てることになるわけで、影響がとても大きかった。」

(今後やりたいことは?)
「どんな作品を作るにせよ、今後もアトラスらしさについて追求していきたい」




https://www.jp.playstation.com/blog/detail/3698/20160921-persona5.html






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